こんにちは。築年数不明の古民家を自分でコツコツ直している「アラフィフ宅建士」です。
今日は、室内リフォームを進めている最中に「とんでもない問題」が発覚した話をシェアします。同じようにDIYで古い家を直している方、空き家を安く買って再生しようとしている方の参考になればと思います。
◆ 室内リフォーム中の悲劇!壁の向こうに「外」が見える?
防寒用ビニールを剥がし、下地を整えていたときのこと。ふと壁の隅に違和感を感じて、手で押してみると、すーっと風が抜けてきました。
「ん?何この隙間……?」
驚いて外側から確認すると、板張りの外壁の一部がそり返り、明らかに隙間が開いて土壁がむき出しになっている状態!
これはマズい、完全に雨が吹き込む構造になっている…!
◆ 原因は「経年劣化と湿気」
この家は昔ながらの和風建築で、外壁は縦板張り。釘や下地の劣化により、板が湿気と乾燥を繰り返す中で反り、徐々に浮いて隙間ができていたようです。

さらに室内側から見ると、壁の間にほんのり光が漏れている…。これはもう「壁」ではなく「穴」!
室内のリフォームどころじゃない…外壁をなんとかしないと、せっかくの内装も雨でダメになります。
◆ 外壁補修の見積もり→「想定外の金額」に唖然…
急いで工務店2社に見積もりをお願いしました。
結果は……
120万円〜180万の見積もり!
「え、今って外壁張り直すのにこんなにかかるの…!?」
私の今の資金状況では完全にアウト。室内リフォーム中で塗料や工具も買ってしまったばかり。まさかの資金ショートです。
◆ 雨が降る前に「応急処置」が必要
梅雨入りも間近。悠長に悩んでいる暇はありません。そこで私はこう考えました。
「まずは応急処置として、防水シートを買って貼ろう」
選んだのは、ネットで売っている透湿防水シート(1m×50m )。本来はサイディング施工前に使う建築資材ですが、「とにかく雨を防ぐ」という意味では効果大。(あちこち壁穴があるので長めに購入しました。)
マスキングテープでは無理なので、タッカー(ホチキスの大きいやつ)を使って、板と柱の間にしっかり打ち込みました。重ね代は10cm、念のため端はコーキングで止水。
◆ 実際にやってみて分かったこと
やってみて気づいたことがいくつかあります。
● 意外と風に弱い
防水シートは軽く、風でバタつきやすいです。できれば胴縁などで抑えるのがベスト。
● 見た目は…気にしない(笑)
外から見ると見た目はやや“工事現場風”。でも、雨水がしみ込むよりマシです!
● シートの内側が蒸れないのは助かる
透湿タイプなので、内側に結露ができにくいのもメリットです。安くてもちゃんと「建築用」を選ぶのが正解。
◆ 本格修繕は「DIYでやる」覚悟が必要
外壁全部を業者に頼むのは厳しい。でも放っておけない。
そこで、自分で一部だけ板を打ち直す方法を勉強しはじめました。YouTubeや大工系のブログで調べ、必要な道具(丸ノコ、水平器、板材、タッカー、ステン釘など)をリストアップ。
⚫️資材のネット販売価格は安い‼️
設備機材や壁紙などもネットSHOPではホームセンターで買うより安く購入できることが分かったし、古民家再生を自分でやってみると必要な用具も見えてくる。リフォームの費用は、材料費に人件費、作業時間が代金に上乗せされる・・・業者に頼むと高い、されど自分でやるのは大変・・・
さてどうするか・・少しずつ材料を揃えて、知人の大工に相談しながら、秋〜冬にかけて「外壁DIY」へ挑戦を視野に、今は、内装を仕上げようと決意を固めました。
◆ この記事を読んでくださっているあなたへ
今、空き家再生・古民家DIYをしている方、きっと同じような悩みを抱えているのではないでしょうか?
- 壁の裏に隙間…
- 雨漏りが怖い…
- でも予算がない!
私もその一人です。
完璧を目指すより、「今できる最善」を積み重ねることが大事だと気づきました。
今回は「防水シートを貼って応急処置」をしました。
◆ まとめ:古民家は「トラブルが起きて当たり前」
築古の家は、やればやるほど“見えてなかった問題”が出てきます。室内リフォームに集中していたら、まさかの外壁からの雨漏りのリスク。
でも、それすらも「発見できて良かった」と思えるようになりました。これで室内のリフォーム作業を続けることができます。
次は外壁補修DIYの記録もブログにアップする予定です。
同じようにリフォームをがんばっている方、ぜひまた良い情報を共有してください!
▼使った材料まとめ(今回の応急処置)
- 透湿防水シート(1m×50m):6,222円
- タッカー:1,100円
- タッカー用ステープル:400円
- コーキング材:670円
合計:約8,392円で応急処置完了!
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