家を売りたい!どこに相談すれば安心?

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宅建士が選ぶ!近畿圏で信頼できる不動産会社 BEST 5

「親の家を相続したけど、どうすればいい?」「今の家を売って住み替えたい」
そんな時にぶつかる最初の壁がどこの不動産会社に相談すればいいのか?

宅建士として業界に関わってきた経験から言えるのは、
「知名度」だけで選ぶと後悔するかもしれないということです。

今回は、関西(近畿圏)で不動産を売却したい人が安心して相談できる、信頼性・実績・対応力の3拍子揃った不動産会社を5社、厳選してご紹介します。(この記事は2025年5月の情報に基づいています)

近鉄不動産(近鉄グループ)|近畿圏に強い、老舗の安心感

  • 拠点:大阪・京都・奈良・三重を中心に展開
  • URLhttps://www.kintetsu-re.co.jp/
  • 特徴
    • 近畿圏では圧倒的な知名度 とくに近鉄沿線に強い老舗不動産会社。
    • 売却実績も多く、沿線に精通した営業マンが多数在籍
    • 仲介だけでなく買取やリフォームも対応。
    • 担当者の対応が丁寧と定評あり。
    • 査定から売却完了までの流れがスムーズ 近鉄グループの安心感。

こんな方におすすめ:初めての不動産売却で、できるだけ安心できる大手に任せたい人


センチュリー21 関西圏加盟店(店舗ごとに実力差あり)

  • 拠点:関西各地に多数(例:センチュリー21グッドワン、ウエマチ不動産 など)
  • URLhttps://www.century21.jp/
  • 特徴
    • フランチャイズ型なので店舗ごとの個性あり
    • 地元密着型の店舗は、地域情報に詳しく、親身な対応
    • 売却サポートが丁寧で、営業の質も高い店舗が多い

こんな方におすすめ:地元に強い担当者にじっくり相談したい人
⚠️ 店舗によって対応に差があるので、Google口コミや「おうちの相談窓口」等で事前チェックがおすすめ


福屋不動産販売(FUKUYA)|関西密着の中堅企業で売却力◎

  • 拠点:大阪・兵庫・京都・滋賀・奈良 など広範囲に展開
  • URLhttps://www.fukuya-k.co.jp/
  • 特徴
    • TV CMなどで知名度上昇中
    • 自社買い取りにも強く、売却を急ぐ人にも対応
    • 「売却一括査定」でも上位に来る対応力の高さが評価されている

こんな方におすすめ:売却時のスピードと安心感を両立させたい人


住友不動産販売|全国大手で対応力と安心感が抜群

  • 拠点:大阪・京都・神戸 など都市部に多数店舗あり
  • URLhttps://www.stepon.co.jp/
  • 特徴
    • 売主に寄り添った戦略提案が得意(例:囲い込みをしない方針)
    • 購入希望者とのマッチング精度が高く、売却までが比較的早い
    • 丁寧で誠実な営業マンが多く、評価も安定

こんな方におすすめ:高額物件やマンションを安心して任せたい人


リノベ不動産 加盟店(関西エリア)|空き家・古家の売却に強い新勢力

  • 拠点:京都、大阪、滋賀などに複数店舗あり(例:リノベ不動産|京都左京ベース など)
  • URLhttps://www.renovefudosan.com/
  • 特徴
    • 空き家や築古物件の再活用・買取再販に特化
    • 他社で売れなかった物件でも「リノベ提案」で価値を再生
    • 不動産と建築の両面からアドバイスが受けられるのが魅力

こんな方におすすめ:古家や空き家を持て余している方、他社で断られた物件を売りたい方


宅建士からのアドバイス:失敗しないために大事な3つのポイント

  1. 必ず複数社に査定を依頼すること(2~3社が理想)
  2. 営業マンの対応力・知識をしっかり見る(人で選ぶのも大切)
  3. 大手・中堅・地元密着型を比較して、自分に合う会社を見つける

関連記事≫ 不動産を高く売る為の5つのコツ

不動産の売却は、金額が大きいからこそ「どこに相談するか」で結果が大きく変わります。

今回ご紹介した5社はいずれも、信頼性が高く、売却成功率が高いおすすめの会社です。
ぜひ一社に絞らず、相見積もりを取りながら、自分に合う担当者を見つけてくださいね。

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  • 不動産を高く売るための5つのコツ(宅建士視点から5つのコツをご紹介します。)

    コツ①:まずは「適正価格」を正確に把握する
    不動産を高く売りたいという気持ちは当然ですが、「相場以上の価格設定」をしてしまうと、かえって買い手が寄り付かず、長期売れ残りの原因になります。
    まずやるべきは、「適正価格(=市場価格)」の把握です。具体的には以下の方法が有効です。
    近隣の成約事例を調べる(レインズマーケットインフォメーションなど)
    不動産会社に査定を依頼し、複数社の意見を比較する
    国土交通省の「土地総合情報システム」で価格帯を確認する
    「査定価格」はあくまで目安ですが、適正価格を把握した上で、1割程度の上乗せを目指すのが現実的な「高く売る戦略」です。

    コツ②:物件の「第一印象」を整える
    内覧者の多くは、第一印象で「買うかどうか」を決めると言われています。つまり「見た目」は非常に重要。
    ● 室内の清掃・整理整頓は徹底する
    家具や荷物が雑然としていると、部屋が狭く見えてしまいます。最低限、以下の点は押さえておきましょう。
    家具の配置を見直し、空間を広く見せる
    不要な私物は処分 or 倉庫などに一時保管
    トイレやキッチンなど水回りは特に念入りに清掃
    ● ハウスクリーニングや簡単な修繕も効果大
    プロによるハウスクリーニングは費用はかかりますが、見た目の印象を格段に良くしてくれます。また、ドアのきしみや網戸の破れなど、軽微な不具合は事前に直しておくのがベターです。

    コツ③:プロによる「魅力的な写真撮影」
    不動産ポータルサイトの掲載写真は、内覧希望者を増やすための最大の武器です。写真のクオリティ次第で、問い合わせ数に何倍もの差が出ることもあります。
    最近では、不動産会社によってはプロのカメラマンを手配し、昼間の明るい時間帯に広角レンズで撮影してくれるところもあります。自分で撮る場合も、以下を意識しましょう。
    窓を開けて明るく撮影
    不要な物を片付けてスッキリした空間に
    外観写真は晴れた日に撮る
    また、写真に加えて360度パノラマ撮影VR内見ツールを導入している会社を選ぶのも◎。

    コツ④:「売却理由」をポジティブに伝える
    内覧時や問い合わせで必ず聞かれるのが「なぜ売るのか?」という質問。
    たとえ理由がネガティブであっても、伝え方を工夫することで買い手に安心感を与え、印象を良くすることができます。
    例:
    「転勤が決まったため」
    → 生活環境に問題がないことを示せる
    「子どもが独立して手狭になった」
    → 家族向けには適していると伝えられる
    逆に、「近所トラブルがあった」や「地盤に不安がある」といった不安要素は、告知義務の範囲を超えてしまう場合もあるので注意が必要です。

    コツ⑤:売却戦略は「時期」と「方法」がカギ
    不動産売却には「売れやすい時期」と「売り方の選択肢」が存在します。
    ● 売れやすい時期は「春」と「秋」
    特に3~4月(新生活シーズン)と9~10月(転勤シーズン)は引っ越し需要が高まる時期で、問い合わせが増える傾向にあります。余裕があるなら、この時期に合わせて販売を開始するのがおすすめです。
    ● 売却方法を選べば、価格アップも狙える
    売却方法は大きく2つに分かれます。
    一般媒介契約:複数の会社に依頼できる → 広く告知されやすい
    専属専任媒介契約:1社のみ → 担当者の動きが活発になりやすい
    また、**「買取」より「仲介」**の方が市場価格に近い値段で売れることが多く、高値を狙うなら仲介を選ぶのが基本です。

    まとめ:ちょっとした工夫と準備が「数十万円の差」になる!
    不動産は「商品」です。魅せ方ひとつで印象も価格も大きく変わります。
    適正価格の把握
    室内の清掃と印象アップ
    魅力的な写真の掲載
    売却理由の伝え方
    売却時期と戦略の工夫
    この5つをしっかり意識することで、結果的に「高く・早く」売ることにつながります。とくに空き家を売却する方や、住み替えを検討している方は、準備を怠らずにプロの力もうまく活用しましょう。